‘雛祭り‘から‘端午の節句‘まで手にとって温かいものづくり

仕覆(しふく)3つ出来ました

お茶道具の中に棗(なつめ)というお抹茶入れがあります。

みかわ工房では棗(なつめ)の中に御雛様が隠れて?います

隠れてる様子はおいおいこのブログでも書いていきますが。

ひとまず、3つ、仕覆ができました。

茶道具 なつめの仕覆


茶道のなつめや茶入れには、仕覆(しふく)という袋があって

昔の貴重な布で作っていたり、思い入れの深い布だったりします。

器と袋の色合い、組み合わせ、織りや染め、手触り 
など茶人は楽しむのです。

このなつめも、お茶をたしなまれる方が求めてくださるんでしょうが、

もちろん、たしなまれない方にも扱いやすく。

本来の仕覆より中綿(わた)多めに、少しふっくらと、

結ぶ紐も2本にして、結びやすく出し入れしやすいようにしたつもりです。

ご意見、ご指導、コメントくださいませ。


お雛さまが入っているため、少し大ぶりのなつめには

立雛が描かれていて、今年の雛は、やや立体的であでやかですよ。

あちらこちらのギャラリーでお見えしたと思いますが

袋は今シーズン、どこにも出せなかった。

それも、3つしか出来なかった。。




五人囃子の笛たいこ

五人囃子は 

太鼓(たいこ)、大鼓(おおつづみ)、小鼓(こつづみ)、笛、謡(うたい)

左から、音の低い順に並ぶの、知ってました ?

能楽の後ろで囃子方(はやしかた)の演奏している順番なんですね。

雛祭り みかわ工房のひな人形 五人囃子


この五人囃子は、いつも座っている机の横の、雑多な棚、

ほんの3センチくらいの隙間に ずっとずっと前から並んでいます。

能や狂言に明るくない私でも、しーんとした夜には、

やんちゃな顔で、笛たいこが・・聞こえてきそうな・・ 


今は、昔ながらの形式にこだわらず、

自由で、それぞれの家庭に合った形でお雛さまは飾られて、

節句を楽しんでいるような気がします。

私たちも、毎年奮闘していますが

今の生活の沿った「雛祭り」!飾り方、見せ方を提案していきたいです。


とりあえず、今夜の我が家の五人囃子を考えるに・・

ギターやベース持って、セッションしてる五人囃子 かも。



2階の息子よ、音、小さくしてくれんかなあ。。




‘鯉のぼり‘ を そろそろ

寒さが少し和らいだので

久しぶりに シルク・オーガンジーを染めました。

このころから 時間を見つけては

鯉のぼり の吹流しを創り始めてます。

気分はまだまだ‘お雛さま‘なんですが、

吹流しは七色あるし!、手縫いするもんですから。

五月のインテリア こいのぼりの吹流し作り


五色にしとけば良かった・って ちらと思いながらも、

七色がつながってくると。。

今年もやっぱりこの色でいきまっしょ  



源氏物語から生まれた ひな人形

源氏シリーズの中の「立雛」が出来上がっていたので

「紫式部日記」の敷き布に乗せて紹介します

源氏物語の雛人形 みかわ工房の源氏シリーズです


今年は 源氏物語が生まれて一千年だそうです

そのころの衣装はほとんど残っていないそうですが

源氏物語の中に出てくる人々の衣装は

四季折々、季節の植物の姿になぞらえて、匂うばかりです。

衣装を何枚も重ね、

袖口、襟元、裾がすこしづつずれて、

その重ね合わせの色相を楽しみます。

センスと教養の見せ所、だったんですよね。


なにかとバタバタしている日々・・

それぞれの雛人形が美しくあるように、

布地の色を染め、色を差し、

ちらりと見える裏地の色も、

優雅な平安の色に近づきたいなぁ 。





大宰府天満宮の飛び梅は今が見ごろ‘‘

小雪舞う中、大宰府へ行ってきました。

たくさんの梅は五分咲きちょうど見ごろで、どの木もいい姿です

画像-227


国立博物館では、‘京都五山‘禅の文化展 が来週までなので

たいへんな人の多さです

600年も前の「仏画や仏像や書」が美しく残されていて

相国寺の釈迦如来像、迫力!

すばらしい仕事です

なるほど、中国から学んで帰って来て禅宗は広まったのね

この中国っぽいものが、やがて

侘びさび 茶道の世界や書院造、お能と 

あっという間に純日本のものへと深めていくんですね すごい。


これが、金閣の上に乗っかってた鳳凰か・・金閣、銀閣の時代・・

ふむふむ 雪舟の山水画、これは誰の肖像画だったかしら

達磨像 昔、見たことあるぞ教科書で・・

布ものは、鎌倉時代の中国のもので

金がちらちら見え隠れする刺繍の袈裟(けさ)は

金箔が敷き込んであります。


梅ヶ枝もちを買うため、長蛇の列の後ろにつき、

京都もきっと これくらい冷えるんだろうなあ と

遠い京都に想いをハセル。



工房より | トラックバック(0) | コメント(0) | 2008/02/18(Mon) 22:46:08

武蔵野の姫

今夜は一段と冷えると思ったら、外は雪です。

湯の町別府で雪が積もってるってことは、日本中ふってるんでしょうかー 


昨日出来上がっていた 「武蔵野」 という雛人形

あまりにも かわいく 私を見ていたので、紹介します。

姫、今年の着物はまた。  毎年微妙に色が違って。

濃ピンクでお似合いですことっ 。


後ろの桃色の布は、昨年から作り始めた几帳(きちょう)です。

型染めという染め方なのですが、少しだけ色を差し、金箔も入れてみました。

桃の節句も近いですね  

画像 132


あれ、殿はどこ

お先に梱包されて箱の中。

また今度 紹介します




雛祭りの袋もの 仕覆(しふく)

みかわ工房の棗(なつめ) は、日田市の相良さんの手作りです。

両手にすっぽり納まって、木目がきれい。 

木の香りがほんのりして、ふたを開ける感じが いいんです

この中に小さなお雛さま が入っています。

今年の「なつめ雛」は もうとっくにギャラリーに展示されていますが、

なぜか思い立って、

棗(なつめ)を包むを作り始めました。

ブログに袋ものの事を毎日書いているせいかな。



画像 005


茶道具を包む袋を 仕覆(しふく)といいます。

お茶席で使う お茶碗や

お抹茶を入れる茶器、棗(なつめ)、茶さじ、

さまざまな茶箱、箸にいたるまでそれに合わせた袋があります。

ひとつひとつに袋を作るなんて、これは大変そう。

なんて思いながら作り始めると、

ひと針、ひと針、けっこう至福なヒトトキです。


さて 雛祭りに間に合うでしょうか・・


雛祭りの貝合わせ

一番大きなハマグリは12センチもあって

長い間、海の中にいたんですね、厚くてずっしりと迫力があります。

大きな貝は、綿と麻の混合スラブネップという布でを作っています。

思いつくまま 板染め という手法で模様をつけた布は

全部が違う色模様になりました。一点ものですね。

粗目の生地なので、裏地の色を変えてみると その色も反映されて、

おもしろい色合いと手触りを

ひとりで 楽しんでいます。

画像 163


平安の時代から、 「貝合わせ」の遊びはあったそうで、

その内側に絵柄や歌を描いていたんですね。

二枚の貝は決して他の貝とは合わないので 

縁起が良く お嫁入り道具だったそうです。

シルク・オーガンジーで袋もの

シルク・オーガンジーで

‘貝合わせ‘を包む袋を作ってみました。


画像 154


‘貝合わせ‘はどれも ひとつひとつ手作りした袋に入れていますが

これは「花の歳時記」という今年からのシリーズ!

貝を開けると、季節の花々が描かれている

8センチくらいのハマグリができたあがった時

花のような袋を思いながら つくったものです。



大切なものを包む

大切なものを取り出す

シルク・オーガンジーは春のようです


シルク・オーガンジーの魅力

お雛さまは、赤い毛氈もうせんの上に座っているのをよく見かけますが

みかわ工房‘の‘寛永雛‘は

シルク・オーガンジーの上に座っています

オーガンジーとは、薄くて、透けている生地のことをいうのですが、

ウエディングベールを想像してください。


清楚な光沢があって、あやしく透けていて、けっこう頑固な硬さと弾力があります

この絹生地を染めて、

違った色で二重にすると これまた不思議な色合いです

お雛さまは どんな色合いが似合うでしょう

画像 140


シルク・オーガンジーをヒザや肩に乗せると

こんなに薄く軽いのに とっても暖かいんです



編んでいる時が幸せなんですって

我が母、エミちゃん。AB型 動物占いチータ

毛糸を編み続けて50年。 いや もっとかな

そんなこと 書かなくていいっ! って横で言ってます。
   
私はこの背中を見て育ったらしい。。画像 123




雑記 | トラックバック(0) | コメント(4) | 2008/02/05(Tue) 23:23:58

エミちゃんは毛糸を愛してます

湯布院のKさんが紡いだ毛糸玉

画像 001


我が家のエミちゃん、がぜん 創作魂 めらめら

あっという間に

3つの帽子ができました

画像 111
雑記 | トラックバック(0) | コメント(0) | 2008/02/04(Mon) 23:48:21

スタッフ紹介 今日は幸子さん

スタッフを紹介します。

紫式部日記というおひなさまセットの布が染まりましたので

今日から袋にしていきしょう。

貝合わせを包む袋で、この中に2組の小さなハマグリがはいります。

布は桜の型抜きで紫がかった桃色です。昨年より少し紫が強いな少々。

いっしょに布制作している佐藤さんは、男の子と女の子の双子の母。

近頃、体が痒くて病院にいったそうな。 それって、

みんな、きっと病院の先生だって思ってる、更○○じゃないのoo

本人すずしい顔で、「餃子食べたせいかな。今問題になってる、、」



ありあまるエネルギーを持つ14才相手に それも2倍!

毎日、奮闘中

画像 015
工房より | トラックバック(0) | コメント(0) | 2008/02/03(Sun) 23:30:10

羽子板を包む布

東京上野の国立博物館で

宮廷のみやび 近衛家1000年の名宝 展が開催しています。

みかわ工房の‘羽子板‘も ミュージアムショップにあります。


今回、期間中のみ 羽子板を包む布を型染めしました。

先週に糊置きした‘ちりめん‘を今日、濃紫に染めました。

いい色に染まりました。


風呂敷型染め
ギャラリー | トラックバック(0) | コメント(0) | 2008/02/01(Fri) 21:03:15
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糸や布を使ったものつくり、
出会った手仕事 などなど。

雛人形「みかわ工房」HPです
別府市在住 清家文香

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